クレイジーピンクの育て方

世界の中心で、沼に落ちた

6年前、白川公園で見かけた若者はBOYS AND MENだったのか?

こんにちは。

ジャニヲタ兼ボイメンファンのかほです。

今回は「もしかしたらボイメンに会っていたかもしれない」という(私的には)衝撃的なタイトルの記事を書きます。

 

2008年頃。初めて付き合った彼氏が、就職のため名古屋に引っ越しました。私は熊本に住んでいたので遠距離恋愛が始まりました。若かったし寂しかったので、土日や連休を利用して月一で名古屋の彼の元に会いに行っていました。彼の住んでいたところは栄のお隣、新栄という場所でした。自転車二人乗りでテレビ塔や白川公園に行ったことを今でも鮮明に覚えています。

 

名古屋に通い始めてしばらく経つと、土地勘も出てきて一人でどこでも行けるようになりました。ある日、彼氏と二人乗りで自転車を飛ばしていると、白川公園に若い男性が何人か集まっているのが見えました。何やらダンスみたいなものを練習していました。「何の集団だろう?」と気になりましたが、そのまま白川公園を通り過ぎて行きました。

 

翌日、彼氏が仕事で不在だったので名古屋の街をふらふらしていました。なんとなく白川公園に行くと、昨日見た集団がまた練習していました。今度はダンスではなく、何やら演劇をしています。「売れない劇団の人かな?」とアイスクリームを食べながらその様子を見ていました。暑い日に汗を流しながら首にタオルを巻いて真剣そのものの眼差しで練習していました。私は小学生から中学まで演劇部に入っていて、しかも部長までやっていたので単純に興味がありました。熊本ではそんな光景見たことないから、都会って夢があっていいなぁと思っていたら。

 

すると一人のイケメンな青年が「こんにちは〜」と話しかけてきました。

 

私「あ、こんにちは」

青年「興味あります?」

私「すみません、ずっと見てて」

青年「僕達ね、今度舞台やるんですよ。近くだから来てください!」

私「そうなんですか?すみません、私、名古屋の人間じゃないんです」

青年「え〜残念」

私「彼氏が名古屋に居るので会いに来てて」

青年「じゃあ、彼氏さんに宣伝してください!今日チラシ忘れちゃったけど、〇〇でやってるんで!」

私「分かりました〜」

 

もう7年くらい前なんで詳しいやり取りは忘れちゃったけど、こんな感じの話をしました。劇団の人なんだろうな〜と思ったけど、みんな若くてイケメンだったので「テニプリ的な舞台なのかな?」とその場を後にしました。彼氏に「白川公園で演劇の練習してる人が居た」と話したら、「AKBの名古屋版も出てきたし、ここらへんは芸能人が多いらしいよ。もしかしたら芸能人かもね」となんて言っていました。それからもテレビ塔の近くで同じような集団を何度か見かけました。彼氏が仕事を辞めたことにより、そのすぐ後に遠距離生活は終わりました。

それから時は経ち、ボイメンを知った時に初めて思ったことは「あの思い出の名古屋!」でした。懐かしいな〜、と。私が名古屋に行かなくなった時に入れ替わりで活動を始めたのか〜、惜しかったな〜って。あのまま彼氏が名古屋に居たら、もっと早く知れたのかなと。

 

そして最近ボイメン推し始めてから、とある事実が発覚します。「売れない時期は白川公園で練習していた」ということ。白川公園?あの白川公園よね?売れないとされる時期は、私が白川公園やテレビ塔でイケメン集団を見た時期と丸かぶりしています。「もしかしてアレってボイメンだったのか?まさかまさかそんな偶然が…」と動揺していたところに追い討ちで、タムタム(田村侑久くん)がチラシ配りの王子だと知ります。

 

「チラシ?チラシ配り?あの時、私に声を掛けてくれたのはタムタムなのか?確かにチラシがどうのこうの言ってたし!」と。覚えているのは、イケメンは背が高くてひょろい感じで茶髪だったこと。顔は全然覚えていない。でもタムタムでもおかしくないような…。

 

あの時、白川公園やテレビ塔付近で見かけた集団がボイメンなら、私は彼らの結成当時に出会っていることになりますね。好きになるきっかけやチャンスはたっぷり用意されてたんですね…。伏線は張り巡らされていたんです。ちなみに2016年のGW、博多どんたくにボイメンが出演しました。見に行く予定だったんだけど、その日は強風で1部中止になるくらいだったので止めたんです。私はずーっと前からボイメン沼に落ちる運命だったかもしれません。今度接触あったら本田くんに言おうっと!話しかけてくれた青年は100000%本田くんじゃないけどね!

ジャニーズしか知らない私がある日突然ボイメン沼に飛び込んだ話〜後編 握手会(追記あり)〜

後編です。

 

↓前編はこちらから。
ジャニーズしか知らない私がある日突然ボイメン沼に飛び込んだ話〜前編 きっかけ〜 - クレイジーピンクの育て方

 

関西のリリイベは兵庫と大阪で開催されるが、大阪は本田くん欠席のため、兵庫に行くことにした。軽い気持ちで参戦したのはいいのだが、右も左も何も分からない。何をどうすればいいか分からない。何が行われるかも分からない。そう、ジャニーズには「リリイベ」などほとんど存在しないし、「握手会」なんてやったら大パニックになるからだ。ジャニーズの担当グループA.B.C-Zも「ハイタッチ会」を行ったことはある。が、2月の真冬に雨の降る中で5時間並んで、ようやく順番が来たら流れるように終わった。自担と一言会話しただけ。一瞬だった。

その経験しかないので、握手会って何を喋ればいいの?アイドルに対して何を言うの?と、会場に着いた瞬間からパニックになった。人生のほとんどをジャニヲタとして歩んできたが、握手会に至っては全くの素人である。会場でうろちょろしていると、お昼の部の握手会が始まり、推しが目線の先に現れた。あまりの急すぎる展開に「ちょっと待って!」と、そこから逃げてしまった。

握手とは違う場所に列が出来ていたので、スタッフさんに聞いてみると夜の部の物販列だという。CD1枚買えば、握手券が1枚付いてくる。その列だった。とりあえずここに並んでおけば間違いないだろうと、炎天下のクソ暑い中、日傘も帽子もなく滝汗を流しながら待っていた。すると後ろの子が、「あ、勇翔だ」と言った。横を向くとメンバーの勇翔が握手会を終えて帰って行く。次につっちー(土田拓海くん)が歩いていた。

「え、待って。こんなに普通に歩いてるの?それなのに誰も騒がないの?ジャニーズだと暴動起こるよ?」とマナーの良さに震え上がっていた。次々とメンバーが通って行き、これは本田くんも通るんじゃね?と察すると心拍数がどんどん上がる。

 

そこへ本田くんがふらっと現れた。暑さに耐える私達を見て、「えらいことだで…」と呟いた。歩きながら「可哀想だけどどうしてあげることもできんわ」と心配しながら去って行った。

 

ば、ば、ば、爆イケ!!!!!

 

本田くんは想像以上に本田くんだった(日本語崩壊)物販列はただの通り道なので、誰も手を振らない。そこの歩き方は十人十色。ファンに話しかけながら歩く人や、あえて見ないようにする人。「タムタムの列に1回は並ぶんだよ?いい?並んでね!」と宣伝しながら歩くタムタム(田村侑久くん)にはびっくりしたが、ファンを純粋に心配する本田くんが見れたことに「神様ありがとう」と感謝するばかりだった。

 

☆追記部分☆

ミニライブが始まった。私は整番が良かったのでドセンの3列目。勇翔くんがジャジャーンとエアギターでステージに立った。何で勇翔くんだけ?と思っていたけど、そういうシステムになってんですね。そこからメンバー全員出てきた。この時までずっとスマホで動画を見ていたから、私のスマホから全員が飛び出してきた感じがした。みんなを見たいけど、残念ながら目は2つしかないのでとりあえず本田くんに焦点を絞る。

んあ…(本田くんが良く言う擬音)、なんじゃこりゃ?生で見る本田くんはスーパーハチャメチャミラクルウルトラド級に格好良いではないか!?開始1分で動悸が始まってしまい、救急車で運ばれる覚悟をした。

キラキラしてる。キラッキラ。眼力が強くて、殺傷能力高め。長めの前髪がこれがまた素晴らしくて、若干漏らしそうになったので歯を食いしばって何とか耐えた。あまりにも体に悪いぞ。

曲が2番に入り、本田くんの立ち位置が私の正面になった。んあ?んあ?位置的な問題で間違いなくこちらを見ている。私はまだ公式のペンライトを持っていないため、市販のものを振っていた。だからだろうか?本田くんが「んあ?」とこちらを見ていたような気がする(あくまでも、気がするだけ)自分が推しの視界に入ってると思うと、恥ずかしくて目を逸らしてしまった。直視出来ない。見たら死ぬ。握手会終わらずして死ぬわけには行かない。

 

2曲目のNAGOOOOOYA(←で合ってる?)でやっと全体を見れた。わぁ、めっちゃ楽しそう。それぞれが目を合わせてふざけたり、元の振り付けは知らないけれど凄く自由に踊っていた。わぁ、めっちゃ楽しそう(2回目)なんか、私まで楽しくなってきた。体の芯から「イエーーーーーイ!!」となってしまった。途中で身長順に1列に並ぶんだけど、一番前の本田くんが可愛くて可愛くて、他推しさんからも悲鳴が飛んでいた。最前列で騒ぐ他推しさんに「可愛い?可愛い?」と口パクで聞いていた。かわゆ。

3曲目の帆を上げろ!では私のボルテージもMAXになり、無敵状態であった。最後の最後、本田くんが歌詞を間違えて「しまった〜」と一人で呟いていた。ライブならではだな〜と思った。このミニライブが楽しすぎて、私はボイメン沼の目の前まで進んだ。入る準備は出来ている。

 

ミニライブが終わり、少し休憩を挟んでから握手会が始まった。緊張で吐きそうになり、徐々に顔色が悪くなる私。何を言うか決めていない。前の人達の様子を見ながら、流れを把握して行く。緊張がピークに達して、もう何もかもが良く分からない。当たって砕けるしかないな…。そう思った。

 

自分の番が来た、来てしまった。スマホの中でしか会ったことない本田くんが、私の目の前に来てしまった。本人の前に立ってしまった。恐れ多くも手を握らせてもらう。吐きそう。今、この時間、この空間の本田くんは私の為に存在しているのだ。失神してしまいそうだった。私は身長が高く本田くんと同じ170cmなので、目線が全く一緒。本田くんが私を見ている。キラキラした眼差し。恥ずかしい、死んでしまいたいと思いながら、言葉を発した。

 

私「は、初めて来ました(か細い声)」

本「俺の列に初めて来たってこと?」

私「いや…ぼ、ボイメンに…」

本「あ、そうなん?あ〜俺らももっと関西来なきゃね。あんまり来れとらんからさ。もっと来んと…」

 

な、なんか凄い喋ってくれる!!どんどん喋ってくれる!途中から意識遠くなって何言ってるのか分からない。けどすっごい喋ってくれる!本田剛文が語ってる!無言のままガン見していたら、

 

本「どこ住んどるの?」

 

と質問された。本田くんに質問された。やばい、話を広げてくれている。アイドル自ら会話に展開をもたらしてくれている。本田くんに質問されている。やばすぎる。

 

私「あ、お、大阪で…す…」

本「あ〜大阪か!明日(大阪リリイベ)俺が居らんもんでね」

 

残念な気持ちを顔で表していたら、スタッフさんに背中トントンされて終わった。「またね」と言うと、手を振ってくれる本田くん。手を振り返す自分がすげーぶりっ子で、内心「きもっ」と思う。本田くんの前では乙女であった。これを書いてる今でも吐き気するくらいに緊張した。CDを2枚買ったので、あと1回握手出来る。2回目は「今日から本田くんを応援します」と言おうと思った。

 

私「これから…えっと、応援してもいいですか?」

本「もっちろん!(超ド級キラキラ笑顔)」

 

死にたい…。こんな顔されるなんて死にたい。いっそここで死んだら私の人生、最高のエンディングだな?ん?そんなこと思ってたら沈黙になっちゃった!何か喋らなくては!と咄嗟に出た言葉が「名古屋に行きたいです」というありきたりなフレーズだった。

 

本「じゃあ目標を立てよう!8月中に1回は来ること!(指で1を作る)」

 

勝手に目標を立てられてしまった。しかも来月じゃないか。行けるわけない、と思ったのに本田くんからの提案がすごく嬉しかった。即答で「はい!」と答えた。町おこしお兄さんの誘惑にまんまと乗っかってしまった。「待っとるでね〜」と手を振ってくれる本田くん。あぁ、今すぐ死んでしまいたい。まだボイメン垢を作っていなかったので、ジャニ垢で散々騒いだがジャニヲタさんからの反応は薄かった(そりゃそうだ)

 

2回の握手が終わり、晩御飯食べて帰る予定だった。しかし今ならCDを追加して握手券をゲット出来る。また会いたい、また喋りたい。名古屋に遠征するつもりなかったのに、あんなことを言ってしまったことが心残りだった。嘘付いちゃったから、納得出来なかった。あと1080円出せば、また夢を見れる。幸せをお金で買える。でもこれを買ってしまえば見境が無くなる気がする。終わりが見えなくなる。

迷っていたら本田くんが目の前をニコニコと手を振りながら帰って行った。その笑顔を見たら、「まぁ、1回くらい追加してもいいよね」と物販列にまた並んでしまった。罠にハマったうさぎはちょろい。

 

3回目、割と前に並んだ。本田くんの右がゆーちゃむ、左が賢ちゃんだった。ゆーちゃむが鏡開き(一番前の人)に「暑かったね」と話しかけ、賢ちゃんが「涼しくなってきたね〜!」とファン1人1人に声を掛けていた。ゆーちゃむと賢ちゃんで「ね〜!」と言い合いが始まったが、本田くんは参加しなかった。ゆーちゃむに強引に「ね〜!」と振られたが、苦笑いしてスルーした。賢ちゃんが「やらないの?」みたいな顔をしてたら、全力で「ね〜!」と言った。何これ、こんなん見れるの。私の順番が来たけど、正直もう話すことがなかった。

 

私「また関西に来てくださいね」

本「うん。あ!名古屋にもなるべく早く来てよ?」

 

ん???覚えてくれてる???

私が何回も並んでること分かってくれてる?確実にそうだとは言えないが、私はこういう時だけポジティブで単純なので幸せな勘違いをさせてもらうことにした。名古屋に行きたいと言ったことを覚えてくれてるんだな、と。

 

私「はい、行きます!」

本「なるはやで!なるはやでな!」

 

と手を振り、私の握手会は終わった。その場に居るとまた追加しそうだったので急いで帰った。摂取カロリーが高過ぎて消費することが出来ず、帰宅してからようやく余韻に浸った。

恥ずかしかった。乙女な自分がとても恥ずかしかった。あの場所で私は「女」だった。とにかく恥ずかしい。どこを切り取っても恥ずかしい。と、同時に本田くんと時間を共有出来たことが嬉しい。気が付いたら名古屋までの交通手段を検索していた。意外と安かったので、8月中には行けないけれど、本田くんメインのイベントがあれば軽率に行くであろう。

 

こうして生粋のジャニヲタはボイメン沼に落ちた。というか自ら志願して飛び込んだ。端折ってしまったがミニライブもすごく良くて、また来たいと思えるものだった。ジャニーズは野外でミニライブなんてやらないのでね。新鮮だったよ。ちなみに、3回目は何を喋ったのか記憶飛んでるし、握手が両手だったかどうかも覚えていない。両手だった気もする。私は両手で握ったから。話すのに夢中でそんなん覚えない。30秒、夢みたいな時間をありがとう。

 

「好きなアイドルと握手する」という概念が無かった私には、全てが斬新過ぎた。ジャニーズは大きな会場で遠くから見つめるものであり、話せたり触れたりするものではない。握手会終わりにファンを横目に帰って行くのもびっくりだった。もし私が名古屋に住んでいて、通い続けたら認知も夢じゃないのでは?と思えた。

2017年7月16日、私はボイメンファンになることにした。FCも入るし、イベントには行く。まだ始まったばかりなのでこれからどうなるか分からないが、ただただ楽しい日々だ。この幸せが続きますように、と願っている。

ジャニーズしか知らない私がある日突然ボイメン沼に飛び込んだ話〜前編 きっかけ〜

はじめまして、「かほ」と言います。Twitterは@pinksugar1103です。

アイドルオタクにありがちなタイトルと内容のブログを書きます。ちなみにこれは担降りブログではありませんのであしからず。

 

幼少期からジャニヲタで、アイドルはジャニーズ以外興味ありませんでした。そんな私がBOYS AND MEN(通称ボイメン)を好きになりました。 Twitterで気持ちを綴ると非常に長くなるため、ブログに書くことになりました。Twitterでもかなり語ってますけどね。

 

さっきも書きましたが、私は物心ついた時からずーっとジャニヲタでした。アイドル=ジャニーズであり、好きな人=ジャニーズだったんです。ジャニヲタ培養された環境で生きてきました。ジャニーズ以外を好きになるなんて思いもせずに、ただまっしぐらにヲタ活をしてきたんです。ジャニーズに全てを捧げてきたんです(大袈裟)

遡れば1年半前、「白鳥麗子でございます!」がリメイクされることを知りました。小さい頃に白鳥麗子のドラマの再放送を見て、漫画も全巻集めたほどの大ファンだった私はドラマを録画予約しました。

そして第一話で秋本哲也役の水野勝くんに出会います。「イケメンだなぁ、俳優さんかな?」と思って調べると、どうやらBOYS AND MENという名古屋のグループのメンバーらしい。吉本役も哲也の同級生役もBOYS AND MENのメンバー。主題歌もBOYS AND MENだった。BOYS AND MEN、略してボイメン。ふーん、そんなグループが居たんだなぁという感じ。

 

ドラマが進むにつれてどんどんハマって行き、主題歌が個人的に大ヒット。youtubeでMVを見てみたら、メンバーが王子様みたいな白いスーツでワンカメで踊っていた。ジャニーズみたいな世界観は当然私の心を揺るがし、そのMVを数え切れないほど見まくって、音源も購入した。白鳥麗子が終わってからもボイメンが全国区のテレビに出る時は必ず録画して見ることにしていた。

私はこの時点でA.B.C-Zのオタクだった。その他もジャニーズWEST関ジャニ∞のファンもやっていて、完全にいっぱいいっぱいだった。身体も心もお金も脳みそも追いつかなかった。2016年6月、生まれ育った熊本から大阪に引っ越したことで忙しくなり、ボイメンどころではなくなった。

 

2017年4月、白鳥麗子が関西で再放送された。第一話だけ録画してなかったので、レコーダーに録画した。キスのカタチも放送していたので録画しておいた。しかしそれを見たのは6月だった。

久々に見た白鳥麗子はやっぱり最高だった。そこでまた熱が上がり、テレビ表でBOYS AND MENと検索するとゆーちゃむ(小林豊くん)が出演するフリップニュースが出てきた。よし!録画してみるか…と軽い感じで予約した。

フリップニュースを見たら、ゆーちゃむが可愛すぎて「何この子!」とびっくりしてしまった。すぐにyoutubeを開いて、小林豊で検索して動画を見漁った。可愛い、可愛いわ、この子。強烈ぶりっ子は好きじゃないけど、この子は許せる。調べてみたら28歳。アラサーなのね!「この子」だなんて言っちゃいけない年齢だった。しばらくゆーちゃむ漬けになっていた。

 

ゆーちゃむの動画を色々見ていると、関連動画に「5秒で答えて!本田剛文」と出てきた。「本田剛文?誰だっけ?あ〜あのピンクの可愛い子か」と思った。本田くんは小柄で童顔で歌声も幼くて、Hey! Say! JUMPの知念侑李くんみがあるなという印象。きっと性格も可愛いだろうし、グループでもキュートなポジションなんだろうと勝手にイメージしていた。昔は母性本能をくすぐるような可愛い&可愛い男性がとにかく好きだったけど、今は男らしい人がいいので本田くんにはハマらないだろうという先入観があったが動画を再生してみた。

 

5秒という短い制限時間内で色んな質問に答えていくという動画。再生早々、「ん?」と感じた。ぶりっ子かと思ってたけど、そんな要素は全くない。むしろその真逆で、チャキチャキした江戸っ子みたい。江戸っ子がべらんめえ口調でたくさん喋っている。他のメンバーが5秒で答えられず質問を飛ばしているのに、本田くんはスラスラと答えている。イメージと全然違って、男らしさと真面目さを感じた。

 

私の好きになる男性のタイプは、

黒髪 美形 好青年 真面目 誠実 上品

笑顔が幼くて真顔とギャップがある

私服がダサくてちょっと変

という鉄板の法則がある。

ジャニーズの推し(ジャニヲタは推しは自担=自分の担当と言います)も、それに全て当てはまる。 昔から変わらないのだ。美形で誠実なだけでは「推し」にならない。そんなのただのイケメンだから。「ちょっとちょっと!」と突っ込む隙がある人がいいのだ。私服がダサいとかね。

 

本田くんに興味を持った私はGoogleで「本田剛文」と検索してみた。すると、本田くんがボイメン加入時に個人でやっていたブログが引っかかった。18歳だった本田くんのブログ。どんな若者だったんだろうとページを開いた。

 

結論から言う。

ダサかった。

 

お世辞でもオシャレとは言えないハンチング帽を被り、眼鏡をかけて、近所のイオンで適当に買ったような服、訳分からん数珠。糸がほつれたタオルを首に巻いて、ぎこちない笑顔で自撮りしている。ポーズは決まってピース。若者がよくやっている手の甲を見せたピースではなく、普通のピース。一緒に写ってる他のメンバーはすでに仕上がっているのにも関わらず、本田くんは大学デビューすら果たしていない素朴な少年であった。

 

推せる…!本田くん、推せるよ!

 

一見ディスっているかのように捉えられてしまうかもしれないが、「ダサい」は悪口ではない。私の好みのタイプをもう一度見返して欲しい。「私服がダサい人」が好きなんだ、大好きなんだ。「ダサい」は私の中で最大の萌えポインツであり、褒め言葉なんだよ。本田くんのブログの写真を片っ端から保存した。

 

本田くん!推せる!大好きだ!

 

ボイメンの公式サイトをチェックすると、新曲発売に伴うリリースイベントが近々関西で開催されるらしい。すごい良いタイミングでファンになったな!行ってみるか!と、これまた軽い気持ちでリリースイベント、略してリリイベへの参戦を決めたのだった。