クレイジーピンクの育て方

クレイジーなボイメン新規オタクが「育って行く」ノンフィクションドキュメンタリー

認知されたその先にあるもの

今回は「認知」について経験談を語ろうと思います。

 

このブログを読んでいるということは、きっと芸能人やアイドルが好きな人でしょうから「認知」の詳しい説明は致しません。皆さん、分かってるでしょうから。

 

ブログの説明文や記事のタイトルにもあるように私はジャニヲタでボイメンファン。そしてそして、ロックバンドが大好きな音楽オタクでもあるんです。好きな人達が渋滞し過ぎて大変なことになってますね。

 

2013年まではKinKiと嵐のファンでした。

そこからの流れを分かりやすいように時系列にすると、こうなります。

ファンを名乗り始めた年月は、

 

2013年12月 A.B.C-Z

2015年10月 ジャニーズWEST

2016年6月 関ジャニ∞

2017年3月 某ロックバンド

 

こういう感じです。WESTとエイトは比較的ゆるオタです。この時系列で異彩を放つ、2017年3月にファンになった某ロックバンド。今回はそのロックバンドのメンバーから認知された経験と、その先を書こうと思います。

 

3月、私は某ロックバンドのファンになりました(身バレを防ぐためにバンド名は伏せます)全国区の番組にちょくちょく出ているのですが、メジャーデビューしてないインディーズのバンドです。そのため、ファンのコミュニティーは自分が今まで経験した中で一番狭いです。ファンになった当初は「ガチ恋かな?」と悩むくらいのめり込みました。

ファンになってすぐ、ロックバンドがキャンペーンで大阪に来ました。3つの番組にゲスト出演するとのことだったので、それぞれ内容を変えてメールしました。初めてのメールでした。タイムフリーで聴いたら、3つ全部読まれました。衝撃的でした。

私はジャニーズのラジオでも何度か読まれたことがあります。「ラジオでメールが読まれた」という状況は同じなんですけど、ファンの分母が圧倒的に違います。そのため、メールの競争率も全然違う。一番好きなグループであるA.B.C-Zのラジオでメールが読まれた時は、タイムラインが「かほちゃんおめでとう!」と祭り状態でした。A.B.C-Zの初めてのラジオ番組の記念すべき1回目のラストで、内容も内容だったから余計に注目度が高かったんだと思います。それから何通もメール送りましたが、読まれたのはその1回きり。しかしロックバンドは3通送ったら全部読まれた。カルチャーショックでした。

 

ロックバンドはアイドルみのある売り出し方をしているので、接触イベントを積極的に行っています。バンド垢を作って、そこで色んな方の話を聞いていたら、メンバーに認知されている方が非常に多い。

認知…それはジャニーズ界ではまず有り得ない話。追っかけでもやらない限り無理なんじゃないかな?好きな芸能人に自分を認識してもらえるなんて、夢みたいだし、良い意味で認知してもらえたら最高かも!と思いました。

 

4月、ロックバンドのミニライブ&サイン会に参加しました。初ライブです。私は奇跡的に整番1番で、最前列で見ることが出来ました。ライブのMCでとあるハプニングがあり、私と隣りの子がいじられました。ライブでいじられたことが初めてだったんで、すごく嬉しくて夢心地でした。その後のサイン会でもMCの話になり、「幸先良いスタート!認知されるかも!」とウキウキして帰りました。

 

1ヶ月後、フリーライブに参加しました。そこの物販にメンバー本人が立っていたので、自由に話したり写真を撮ったり出来ました。「認知されたい!」と完全に認知厨と化した私は、「この前のイベントでいじられた者ですが覚えてますか?」とメンバーに声を掛けました。するとメンバーはこちらをしっかり見て、「あ〜!覚えてるよ!」と言ってくれました。

なのに私は、「ちょっと反応薄かったな…」とあんまり満足出来ずにいました。そりゃ「覚えてない」なんて言えないじゃん、と。そこから夢の認知になるため、地道な作業をしていました。メンバーのTwitterは通知設定をして、ツイートしたら速攻リプする。一番狙い。毎回リプしていました。

そしてイベントは行ける限り通い、ラジオにはメールを送る。ふつおたはもちろんのこと、お題を募集すれば2つくらいネタを提出しました。メールは毎週読まれました。1回の放送で2通読まれて、ファンの間がザワっとしたこともあります。

 

認知厨の私は自分がいじられたイベントの感想を送りました。すると無事に読まれて、大好きなメンバーが「この子、覚えてるわ」と言いました。サイン会で話した内容も覚えてくれていました。

これはもう認知成功だな!サイン会の内容まで言ってくれるもん!認知活動を始めて2ヶ月足らずで決定的な言葉を貰って、ラジオを聴きながら鼓舞しました。

 

ライブやイベントには差し入れと手紙を持って行く。ラジオにはメールする。リプは毎回必ず。これをかかさずやっていました。認知されてるファンが多い現場だから、みんなメンバーとお友達みたいにお話してるんです。すごく楽しく喋ってる。私も早くそうなりたい。顔を見ただけで「あ!」と思われるくらいに。

 

認知以外に、もう一つ目標がありました。それは「大好きなメンバーのギターのピックを取ること」です。学生時代からライブには100回ほど通っている私ですが、ピックをゲットしたことはありません。だからピックを取りたい!と強く思っていました。

7月1日、ロックバンドのイベントに差し入れと手紙を持って行きました。街をうろちょろしていると、偶然メンバーに遭遇して握手してもらいました。すごい!と感動していると、大好きなメンバーが「今日もピック投げるから取ってね!」とツイート。一番に「取りたいです!」とリプを送りました。

 

ライブが始まり、運良く最前列になりました。大好きメンバーが2回ピックを投げましたが取れませんでした。諦めていた最後の最後、ひょいと投げられたピックが私の足元に。「よし!来た!」とピックに食らいついてゲットすることが出来ました。フォロワーさんや一緒に見ていた人達が「おめでとう!」と祝ってくれました。だけどなんか…モヤモヤした何かを感じました。念願のピックを取れたのに、「こんなもんか…」と思いながら。

そのモヤモヤは晴れることなく、ラジオへのメールもリプもあんまりしなくなりました。7月16日にロックバンドのイベントがありましたが、なかなか詳細が発表されないから予定を立てられないので困っていました。そんな中、フォロワーさんが東京の現場で大好きなメンバーに私の話をしてくれたそうです。すると大好きなメンバーは「あ〜、はいはい」と私を認識しているような反応をしたそうです。

 

そんなこんなしていたら、ボイメンのイベントも同日開催されることを知りました。ロックバンドは詳細が出ないし、ボイメンに行こうと決めました。その瞬間、「パチン!」と何かが弾ける音がしました。

認知されたくて、周りが羨ましくて、自分なりに一生懸命やっていた。羨ましがられるくらいメンバーと仲良くなりたかった。初回のライブでいじられるというハプニングもあり、それをネタに覚えてもらうことが出来た。ラジオという公共の電波を使って「覚えてる」と言われた。遭遇もした。ピックも取った。思い描いたことが全部叶った。もう満足しちゃった。ピック取ってモヤモヤしたのは、あまりにも早く夢が叶ったから目標が無くなったってことかな。

 

本人達も曲もライブも大好きだし、これからも応援して行くんだと思う。ファンを辞めた訳じゃない。だけど「認知」という目標を失った私はモチベーションが下がってしまった。何を目標に頑張ればいいんだろう?大体、認知されて友達みたいになって、どうするつもりだったんだろう?私はロックバンドに何を求めてるの?良く分からなくなった。

ジャニーズに認知されることは不可能だし、今のボイメンでも無理だろう。だからもう二度と認知活動はしないだろうし、そんなことしてたら燃え尽き症候群になると知った。

 

あんなに認知を目指して頑張ったのに、いざそれが叶うと虚しくなってしまった。ロックバンドに音楽以外のものを求めていた。急に冷静になってしまった。認知されたら虚無感に襲われた。やっぱり演者とは適切な距離感を持ったがいいと思いました。私に認知されることは向いていない。憧れてる存在で居てほしい。本田くんに認知されたらめちゃくちゃ嬉しいだろうけどね。絶対嬉しいよね。けど通わなきゃ無理案件ですね。

 

以上、私がバンドマンに認知されたお話でした。ちなみにそのロックバンド、4月から4回大阪に来ていますが、全部ボイメンの関西イベントと被っています。逆に凄いっしょ?大阪イベントが4回被ってるんですよ。しかもバンドマンは愛知出身。なんじゃこりゃw