クレイジーピンクの育て方

世界の中心で、沼に落ちた

ジャニーズしか知らない私がある日突然ボイメン沼に飛び込んだ話〜前編 きっかけ〜

はじめまして、「かほ」と言います。Twitterは@pinksugar1103です。

アイドルオタクにありがちなタイトルと内容のブログを書きます。ちなみにこれは担降りブログではありませんのであしからず。

 

幼少期からジャニヲタで、アイドルはジャニーズ以外興味ありませんでした。そんな私がBOYS AND MEN(通称ボイメン)を好きになりました。 Twitterで気持ちを綴ると非常に長くなるため、ブログに書くことになりました。Twitterでもかなり語ってますけどね。

 

さっきも書きましたが、私は物心ついた時からずーっとジャニヲタでした。アイドル=ジャニーズであり、好きな人=ジャニーズだったんです。ジャニヲタ培養された環境で生きてきました。ジャニーズ以外を好きになるなんて思いもせずに、ただまっしぐらにヲタ活をしてきたんです。ジャニーズに全てを捧げてきたんです(大袈裟)

遡れば1年半前、「白鳥麗子でございます!」がリメイクされることを知りました。小さい頃に白鳥麗子のドラマの再放送を見て、漫画も全巻集めたほどの大ファンだった私はドラマを録画予約しました。

そして第一話で秋本哲也役の水野勝くんに出会います。「イケメンだなぁ、俳優さんかな?」と思って調べると、どうやらBOYS AND MENという名古屋のグループのメンバーらしい。吉本役も哲也の同級生役もBOYS AND MENのメンバー。主題歌もBOYS AND MENだった。BOYS AND MEN、略してボイメン。ふーん、そんなグループが居たんだなぁという感じ。

 

ドラマが進むにつれてどんどんハマって行き、主題歌が個人的に大ヒット。youtubeでMVを見てみたら、メンバーが王子様みたいな白いスーツでワンカメで踊っていた。ジャニーズみたいな世界観は当然私の心を揺るがし、そのMVを数え切れないほど見まくって、音源も購入した。白鳥麗子が終わってからもボイメンが全国区のテレビに出る時は必ず録画して見ることにしていた。

私はこの時点でA.B.C-Zのオタクだった。その他もジャニーズWEST関ジャニ∞のファンもやっていて、完全にいっぱいいっぱいだった。身体も心もお金も脳みそも追いつかなかった。2016年6月、生まれ育った熊本から大阪に引っ越したことで忙しくなり、ボイメンどころではなくなった。

 

2017年4月、白鳥麗子が関西で再放送された。第一話だけ録画してなかったので、レコーダーに録画した。キスのカタチも放送していたので録画しておいた。しかしそれを見たのは6月だった。

久々に見た白鳥麗子はやっぱり最高だった。そこでまた熱が上がり、テレビ表でBOYS AND MENと検索するとゆーちゃむ(小林豊くん)が出演するフリップニュースが出てきた。よし!録画してみるか…と軽い感じで予約した。

フリップニュースを見たら、ゆーちゃむが可愛すぎて「何この子!」とびっくりしてしまった。すぐにyoutubeを開いて、小林豊で検索して動画を見漁った。可愛い、可愛いわ、この子。強烈ぶりっ子は好きじゃないけど、この子は許せる。調べてみたら28歳。アラサーなのね!「この子」だなんて言っちゃいけない年齢だった。しばらくゆーちゃむ漬けになっていた。

 

ゆーちゃむの動画を色々見ていると、関連動画に「5秒で答えて!本田剛文」と出てきた。「本田剛文?誰だっけ?あ〜あのピンクの可愛い子か」と思った。本田くんは小柄で童顔で歌声も幼くて、Hey! Say! JUMPの知念侑李くんみがあるなという印象。きっと性格も可愛いだろうし、グループでもキュートなポジションなんだろうと勝手にイメージしていた。昔は母性本能をくすぐるような可愛い&可愛い男性がとにかく好きだったけど、今は男らしい人がいいので本田くんにはハマらないだろうという先入観があったが動画を再生してみた。

 

5秒という短い制限時間内で色んな質問に答えていくという動画。再生早々、「ん?」と感じた。ぶりっ子かと思ってたけど、そんな要素は全くない。むしろその真逆で、チャキチャキした江戸っ子みたい。江戸っ子がべらんめえ口調でたくさん喋っている。他のメンバーが5秒で答えられず質問を飛ばしているのに、本田くんはスラスラと答えている。イメージと全然違って、男らしさと真面目さを感じた。

 

私の好きになる男性のタイプは、

黒髪 美形 好青年 真面目 誠実 上品

笑顔が幼くて真顔とギャップがある

私服がダサくてちょっと変

という鉄板の法則がある。

ジャニーズの推し(ジャニヲタは推しは自担=自分の担当と言います)も、それに全て当てはまる。 昔から変わらないのだ。美形で誠実なだけでは「推し」にならない。そんなのただのイケメンだから。「ちょっとちょっと!」と突っ込む隙がある人がいいのだ。私服がダサいとかね。

 

本田くんに興味を持った私はGoogleで「本田剛文」と検索してみた。すると、本田くんがボイメン加入時に個人でやっていたブログが引っかかった。18歳だった本田くんのブログ。どんな若者だったんだろうとページを開いた。

 

結論から言う。

ダサかった。

 

お世辞でもオシャレとは言えないハンチング帽を被り、眼鏡をかけて、近所のイオンで適当に買ったような服、訳分からん数珠。糸がほつれたタオルを首に巻いて、ぎこちない笑顔で自撮りしている。ポーズは決まってピース。若者がよくやっている手の甲を見せたピースではなく、普通のピース。一緒に写ってる他のメンバーはすでに仕上がっているのにも関わらず、本田くんは大学デビューすら果たしていない素朴な少年であった。

 

推せる…!本田くん、推せるよ!

 

一見ディスっているかのように捉えられてしまうかもしれないが、「ダサい」は悪口ではない。私の好みのタイプをもう一度見返して欲しい。「私服がダサい人」が好きなんだ、大好きなんだ。「ダサい」は私の中で最大の萌えポインツであり、褒め言葉なんだよ。本田くんのブログの写真を片っ端から保存した。

 

本田くん!推せる!大好きだ!

 

ボイメンの公式サイトをチェックすると、新曲発売に伴うリリースイベントが近々関西で開催されるらしい。すごい良いタイミングでファンになったな!行ってみるか!と、これまた軽い気持ちでリリースイベント、略してリリイベへの参戦を決めたのだった。