クレイジーピンクの育て方

世界の中心で、沼に落ちた

ボイメンナゴヤドーム超超私的感想

前置き。

これは、「かほ」というハンドルネームの一般人オタクのブログだから好きなことを書かせてください。何故こんな始まり方なのかと言うと、このライブには賛否両論の感想があり、どちらかというと厳しい意見が目立っていた。22000人動員されたと発表があったので、22000人分の感想がある。感想に正解も不正解も無いが、どんなレポートを書いてもモヤモヤする人が生まれそうだな…と思っている。私の語彙力では支離滅裂な文章になってしまいそう。このブログには、「爆沸き案件」も「改善した方がいいのでは」という素直な感想も書きます。

 

※記憶を頼りにしてるので、セットリストや細かい違いがあったらすみません。

 

2019年1月14日、ついにこの日が来た。ボイメンはスポ根だ。100人近いメンバーの中から、「BOYS AND MEN」という「夢と可能性」を信じて残った10人がナゴヤドームのステージに立つ。弱小高校が甲子園に行く!という漫画のような話を、リアルタイムで体験出来た喜びは大きい。歴史的瞬間に立ち会えた。

 

会場に着いて席をうろちょろ探していたら、段々と「え、これは!?」となった。センターステージから2列目の神席であった。メインステージからもそう遠くはなく、連番した友達と「んぎゃー!うそー?ここ?やばーい!」と喉が千切れるほどに歓喜した。私は席運のない人生だったから、友達には感謝してもしきれない。メインステージの左右には巨大スクリーンがあり、予算を心配していたので軽く感動した。

 

記念すべき最初の曲は炎天下奪取だったが、いわば前フリのようなものであり、初っ端から急に裸で桶ダンスをしていた。ボイメンらしいなぁと笑っていたら、祭nine.がサラシ姿で和太鼓を叩き始めた。スーパー格好良かった。ステージの真ん中にスポットライトが当たり、ラスボスみたいな男性が一際でっかい太鼓の前でバチを構えている。広背筋に刈り上げた後ろ髪…辻本達規だった。私は彼のことを「リアコ殺人鬼」と勝手に呼んでいるが、その名称に相応しくリアコだった、太鼓を叩く度に辻本リアコ女子を一人ずつ殺してた(表現が極端)。彼はずるい。太鼓の周りをカメラがぐるぐる回転して、本物の火柱が何本も立った。辻本達規リアコショーが終わると、全員が法被にサラシを巻いて男気・夢・音頭が流れる。花道を通ってセンターステージへ来て、近くてびっっっくりした。ドームなのに細かい表情まで見れる。ウェーブをやるように促されて、大きいキャパならではだなと思った。私は自作うちわにピンクのペンライト2本装備だったが、本田くんの立ち位置が近くて目が合った。リリイベで目が合うよりも、何億倍もドキッとした。

 

そこから帆学ランに着替えて、帆を上げろ! アイアイサーで一斉に動くペンライトが綺麗だったし、序盤からノリノリで楽しかった。進化理論、YAMATO☆Dancing とシングル曲が続いたのは斬新だった。今まで経験したライブではシングル曲は合間の盛り上げや切り替えで歌われていたイメージだったから、フルスロットルな始まり方であった。やっぱり大きいステージだと格好良さが違う。照明も相まってバキバキに決まっていた。MCがちょこっとあって、BOYS AND MEN 夜露死苦初見だったから、どんな振り付けになるのか自分の中で答え合わせをしていた。NAGOYA BLUES、つっぱりパッショネイトは名古屋の町おこしお兄さんならではの選曲だった。

 

ここで一旦捌けた。スタンドマイクに学ランのジャケットが掛けてある。エモい…。このエモさはヤンキーだ…と覚悟していたら、Yankee5(ヤンファイ)兄さんが出てきた。ボイメンの真骨頂とも言えるヤンファイのパフォーマンスに圧倒された。カツアゲされるかと思った。バリバリ☆ヤンキーロード、ヤンファイソーレ、花道ゴージャスと高揚感たっぷりの流れ。花道ゴージャスで自転車に乗って、花道を走ってきたが明らかにゆーちゃむの運転が不安定だった。運動音痴芸人としてアメトーークデビューも果たした彼には、片手マイク片手運転が難しかったみたい。花道にちょっとした登り坂があったんだけど、上手く漕げなくて逆走してた。リアル運動音痴芸人でした。シャウッティーナ、変わらないStoryはヤンファイのオーラを感じて口がポカーンとしてしまった。

 

「ヤンファイ スゴカッタ」と圧倒されていると、センターステージの下から大好きな誠の5人が登場。ツァーーー!!!!!ファーーー!!!!!フェーーー!!!ド、ド、ド、ドームっぽい、装置使ってる!センターステージから2列目だからさぁ!近いわけさ!リリイベみたいな距離なのに、ドームだから!ステージが高いわけさ!ヤンファイ兄さんが真骨頂なら、誠はキラキラアイドル担当だからジャニヲタ出身としてはたまらんわけよ。ドームの真ん中に君臨する誠の姿に、おばちゃん涙出ちゃうなぁ?立派になったなぁ!しかも赤黒のスタイリッシュで大人の可愛さがある新衣装着てるし?やばやばやば、叫んだ記憶しかない。喉ちんこ飛んだ。本田くんがモコモコの赤い上着を羽織ってて、「女性アイドルじゃ〜ん」って思った。登場ですでにこんだけ語ってごめん。

夢のカタチ を爽やかに歌ったら、Lovery Monsterが来ちゃったわけ!マコライで聴けなくて、一番期待してたわけ!ラブリーなモンスターを神席で鑑賞出来る。網膜が溶けた。コールも全力だよね。デロデロに甘やかされる時間だ。READY×READY!はね、夢だったよ。ドームで本気の「ほんでぃ!ほんでぃ!」と「愛を込めてつちだ、ふぅ♪」「よーしはらまさとー!!」がやりたかったよ。やったよ、喉ちんこがブーメランで口内に戻ったよ。ここから誠がメインステージへ行ってしまうので寂しかった。DOGI MAGIは何回も聴いた曲だけど、花道を使って縦にダンスしてたのが新鮮だった。やっぱり振り付けが世界一。そしてそして、あの運命の胸きゅん名セリフが放たれようとする直前から、本田剛文が花道を優雅に歩いてきた。ご臨終まであと3秒。センターステージ中央で堂々の「君だけはっ特別さー!!」が撃たれた。死因、胸きゅん。私の中で彼が銀河一のキラキラアイドル、誰にも負けない。私の自慢。メインステージでのDESEO…。思うように息が出来ない。美のドメスティックなバイオレンス。ちょっと漏らした。

 

鼓動が乱れたまま、サーカスみたいな演出が始まり、ディズニーに出てくるキャラクターみたいなポップな衣装のヤンファイ兄さん登場。うおぉぉぉい、誰や!!ゆーちゃむにうさ耳付けたズートピア的帽子被せたのは!金一封差し上げるから出てきてください優勝です。トロッコに乗ってスタンドを周りバクステへと。サンバdeバケーション、常夏オーライ、お願いよ!Oh Summerと真夏に焦がれた流れだった。トロッコから帰って、スクリーンに「ツジラ」というドアラモチーフのつじちゃん登場。事前に配った風船を飛ばす演出があったが、風船が膨らまない(笑)あばら折れる勢いで頑張って、stand hard!で飛ばすことが出来た。

 

ここから熱量がおかしくなるけど、許して欲しい。真っ暗な会場にとんでもない音楽が流れた。それはツクヨミ。あ〜来ちゃった。ツクヨミ来ちゃった。いよいよ棺桶タイム、救護室の場所を調べておくべきだった。数日前に私がどれだけWanna be!と白鳥麗子でございます!を愛してやまないのかブログに書きました。セトリにWanna be!があることを願っていました。来ちゃいました。ツクヨミのBGMと共に、白いお城の扉に薔薇の花びらが舞っています。アーーーッス(※ありがとうございます)。白鳥麗子じゃん…。生きられない…。扉が開いたら勝くんが新しい王子様衣装に身を包んで出迎えてくれた。え?ちょっと待って?何なに?城の映像だけではなく、本人登場のスペシャル映像?何?王子様。え、もう分かんない。幸せ過ぎて頭がついて行かない。ライブスペシャル映像作ってるじゃん。直視出来ない…秋本哲也が一夜限りの復活…。はぁ、これ全員分ソロシーンあるんか?無理無理…倒れるよ…。全員分の王子様っぽい甘々な映像が用意されてました。たむちゃんピアノ撫でてるし、ゆーちゃむは白薔薇にキス、俊くんは上目遣いからのニコッと笑顔、つじちゃんは興奮し過ぎて記憶にない。どこの高級ホスト?ってぐらいの強い5人が集結、Yankee5です。

ダメダメダメ…本田くんが来ちゃうから、やめてくれ。また扉が閉まり、薔薇が舞う…天国への扉を開けてくれたのは本田くん。推しが王子様になった。大袈裟でもなく、この映像の為に無理をして頑張って名古屋に来て良かった。オタクやってて良かった。辛い人生だったけど、私は間違った選択をしていなかった。ヤンファイはフリルのブラウスだったけど、誠は帆上げの本田くんみたいな装飾でした。あまりの衝撃で、脳みそに山ちゃんの手羽先が刺さった感覚。土田くんの番になって、友達(つちゆた推し)と騒ぎまくった。喉ちんこがまた飛んだ。国宝級の横顔に薔薇が舞ってた。泣きそう。勇翔くんが華麗にワイングラスでお酒飲んでた(よね?これは土田くんですか?)。勇翔くんが一番沸いた。階段からV字になって王子様の誠が降りてきた。牧野つくし with F4かな。学園を取り仕切る王子様みがあった。例えが下手だけど。上品な5人、誠。

 

あの電子音が流れてメンバーが踊り出す。Wanna be!です。私が世界で一番好きな曲が、こんな贅沢な演出で。ステージに散りばめられた王子様が大渋滞。勇翔くんが「愛してるぜ」って言うし、ゆーちゃむがお姫様になって、たむちゃんがエスコートするし。墓だろ。恋が止まらないまま、チョコレートプリンス!チョコバナナにバロン様召喚。チョコバットはホームラン。ARC of Smile!で王子様達はトロッコに乗り、下界の民にお手振りをしてらした。本田くんが近くに来たので得でした。本当に格好良かった…。王子様はすぐにお城へ帰りました。

 

そこから1人1人のコメント動画があり、GO!! 世侍塾 GO!!でいつものヤンキースタイルに。サムライチョップ、まえのめりMinority、かましてこうぜテッペンというブチアゲソング。腕クルクルしたり、チョップしたり、拳突き上げたり、騒いだなぁ。ここからセンターステージへ来て、ようやくMCへ。勝くん、本田くん、ゆーちゃむが感謝のコメントをしました。本田くんが「みんなでこの景色を見れたから、自分達がしてきたことは間違いじゃなかった」ということを話していました。出来ればここで全員分のコメントが聞きたかったです。この流れでストレートドライブという胸熱な選曲。しかも私達の目の前の立ち位置には男泣きしている俊くんが…。スクリーンには結成当初の練習風景などが流れていて、うるうる来ちゃいました。俊くんがずっと泣いてるから、そんなん見たら貰い泣きするよね。メインステージに戻り、One for All,All for Oneを。歌唱しているメンバーと映画のシーンがスクリーンに映し出され、感動を誘う演出に。ラストは炎・天下奪取を元気良く歌っていました。

 

アンコールはボイメンらしくコントから。平子のファンだから生で見れて嬉しかった。祭nine.の武道館公演発表を挟み、白学ランでボイメン再登場。We never give upを披露するわけですが、これもまた泣かせてくる。けんちゃんが泣いてる俊くんの肩を抱いたところがジーンとした。なごやめしのうたではWASABIの優勝者カリールと一緒に。気が付いたら学ランを着たナオト・インティライミさんがいらっしゃって、一緒にあなたに出逢えたことを。去り際に「次の目標は?」とフラグを立てて、スクリーンにサプライのお知らせが!2020年、全国アリーナツアー決定!わーい、でもナゴヤドームと順番逆じゃねぇか(笑)全国、しかもアリーナってなると集客が気になるところでもあります。チケットの手売りも大事だし、新規獲得も必要だけど、それよりもボイメンを楽しみに集まってくれる目の前のファンを第一に考えて欲しいかな。そうすると新規も一見さんも顧客に繋がると思う。完売や満員を目指すよりも、1人でも多くの人を満足させるライブの為に頑張って欲しい、個人的には。連日連夜、直前までの手売り販売に対して感じた意見です。偉そうにすみません。メンバーにじゃなくて、事務所のやり方に……って感じです。

 

「残り2曲です!」となって、BMCAでまたアゲてきた。本当のラスト曲、Chance for Changeで事件は起きます。ここでは会場全体を縦横無尽にファンサしながらメンバーが駆け回ってるんですが、ついに私の右手前に本田くんが現れました。「本田くん!本田くん!ここだよ!」と最後の力を振り絞って念を送りました。「どうか見てくれ!うちわに気付いてくれ!」と。完全にジャニヲタ文化持ち込んでごめんけども。すると本田くんが目の前に来て、こちらを向いて手をいっぱい振ってくれました。目もバッチリ合った。名前入りうちわの文字が見えていたかは分かりませんが、きっと気付いてくれたと思います。結構長い時間見てくれた。ドームでファンサ貰うという、オタクとしての幸せを噛み締める。生きてて良かった。本田剛文はいつも最後になって諦めた時にファンサしてくる男。けんたむ、つちゆたも来てくれました。銀テープもたくさん取れて、いたれりつくせりでした。

 

長くなりましたが、これで私的レポートは終わります。これでも短くしたつもりです。どのタイミングか忘れたんですが、客席降りハイタッチがあったんですね。私達の真横の柵が開いて、スタッフが待機してたんですよ。これは確実に真横を通るな…と。だけど、誰も来なかったんですよね。勝くんや土田くんは目の前を通り過ぎたけど。広いからメンバーも自分が通る場所を把握してなかったんかな?ドームで客席降りってのも凄いけどね。あとは欲を言うならユニット曲やレア曲も聴きたかった!BuddiesやOSAMUの一夜限りの復活とか、FAKEや夢で終わらないでとかね。

 

最初に語ったけど、弱小高校が甲子園に出場するようなスポ根ドラマを見せてくれたボイメンのナゴヤドームライブ。もし、ここからボイメンのドラマが新しくスタートするならば、次は甲子園優勝!ってとこでしょうか。何が優勝なのか、具体例は出せないけどね。満員のナゴヤドームはもっともっと綺麗だと思うんだ。また絶対にナゴヤドームのステージに立って欲しい。その時は満員でね、ボイメンにはどうせなら国民的グループになってもらいたいから。「大事なのは集客じゃない」と言ったけども、会場がガラガラなのは寂しかったりもする。なので会場選びとタイミングってすごく重要かな。満員を夢で終わらせないで欲しい。ん〜発言が散らかってて申し訳ない…。今回はドームが初めてだったこともあって不慣れな部分も正直あったのでね。誰のライブに行っても、必ず刺さる部分とそうでない部分はある。それはあるけど、顧客満足度がどんどん高くなって行けば、評判になって「ボイメンのライブ行きたい!」って思う人がたくさん出てくるはず。私はとても楽しかったです。このブログからも分かるように。だけど、ファン内外から厳しい意見がたくさんあるのは事実。まだ言われるうちは華だと思います。飽きられたら誰からも言ってもらえない。そういう意見がどこまで事務所に反映されるか分からないけどね。こんなに楽しかったのに、厳しい意見が目立っちゃうのは悔しかった。でもその意見に反論出来ない自分も居た。そういうモヤモヤした気持ちは嫌だから、思ったことをそのままブログにしました。大変まとまりのない記事ですみません。こんなレポートですが、もしここまで読んで頂いたなら本望です。本当にありがとうございます。